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メソライト

中沸石
Mesolite【Streymoy Island/The Faeroes】■53mm



珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
Na2Ca2Si9Al6O30・8H2O
硬度:5
晶癖:針状
比重:2.26
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.50
発見年:−

50種もあるはずの沸石ですが、ひさびさに沸石が増えました。数ある沸石の中でも美麗な側に位置している中沸石です。
繊細な結晶をみると、まぁ良くここまで来たものだという気持ちを持ちますが、繊細な沸石は採取からここまで常に丁寧に扱われるお嬢様待遇ですから、繊細で綺麗であることは石にとっても幸運のようです。
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photo by annfell

ナトロライト

ソーダ沸石
Natrolite【Malad Quarry,Bombay/India】■40mm

第2版


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
Na2Al2Si3O10・2H2O
硬度:5-5.5
晶癖:針状
比重:2.3
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:1.48-1.49
発見年:1803年

ナトロライトは沸石の中でもごくごく一般的な鉱物です。一般的には細めの直方体結晶が集合するのですが、この写真のものはあまり太く成長していないためか、非常に繊細な毛ほどの細さの白い結晶が集合したものがいくつか群れを成して石の中に住んでいます。
しかし、知らない人にとっては石というよりカビってかんじですよね・・・
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photo by annfell

エピスティルバイト

剥沸石
EpiStilbite【Jalgaon,Maharashtra/India】■11mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
CaAl2Si6O16・5H2O
硬度:4
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:1826年

スティルバイトに似ているからギリシャ語の「近い(エピ)」をつけて、エピスティルバイトという名前にされた沸石です。沸石ってどれも似ている感じがするんですけど・・・
封筒と言われる細い板状の感じがなんともいいかんじです。
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photo by annfell

スコレサイト

スコレス沸石
Scolecite【Nasik/India】■37mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
CaAl2Si3O10・3H2O
硬度:5-5.5
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦・脆い
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:1.50-1.52
発見年:−

インド産のアポフィライトのお供と言えば沸石。今回はスコレス沸石です。
一応念押しなのですが、頭のような結晶はアポフィライトでして、今回の主役はそれを支える細長い首と嘴?だったりします。
もうすでに石ではない先鋭芸術的何かに進化しています。
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photo by annfell

ファコライト(チャバザイト)

菱沸石
Chabazite var.Phacolite【Springfield,Oregon/USA】■30mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三方晶系
(Ca0.5,Na,K)4[Al4Si8O24]・12H2O
硬度:4-5
晶癖:多面体・他
比重:2.0
条痕:白色
劈開:不完全
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.47-1.49
発見年:1792年

チャバザイトの変種で結晶が特徴的な沸石がファコライトです。なんだか丸い手みたいなものが付いていますが、それは別の沸石で、本体は上でのほーんと広がっている方になります。
なんだかいい感じに見えてくる不思議。
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photo by annfell

ヒューランダイト

輝沸石
Heulandite【Jalgaon/India】■37mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
(Na,Ca)2-3Al3(Al,Si)2Si13O36・12H2O
硬度:3.5-4
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:無色
劈開:完全
断口:不平坦・脆い
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:−
発見年:1822年

彫刻のような羽根を広げているのがヒューランダイト。
宝石やビーズにはならないので知名度はいまいちのようですが、沸石の成長して広がっていく様はこれぞ自然芸術といった感じに思えます。
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アナルシム

方沸石
Analcime【Mont Saint-Hilaire Quebec/Canada】■31mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・等軸晶系
NaAlSi2O6・H2O
硬度:5-5.5
晶癖:偏菱24面体
比重:2.3
条痕:白色
劈開:なし
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.48
発見年:−

比較的綺麗な結晶をしている方沸石(アナルシム)です。
ソーダライトやネフェリンが変質してできたものと考えられているそうです。
シリカゲルの材料にされている重要鉱物でもあります。
里芋に見えますけどね。
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リューサイト

白榴石
Leucite【Monti Cimini,Lazio/Italy】■50mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・等軸晶系
KAlSi2O6
硬度:5.5-6
晶癖:偏菱24面体
比重:2.5
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

白榴石という和名の通り、ガーネットの結晶に良く似た白色の石です。
準長石に分類されていましたが、最近は沸石として位置づけられています。
古典的産地イタリアはローマ北方のもので某ミネラルショーでも話題になった鉱物です。
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photo by annfell

スティルバイト

束沸石
Stilbite【Poona/India】■50mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
NaCa2Al5Si13O36・14H2O
硬度:3.5-4
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:白色
劈開:完全
断口:貝殻状
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

リボンみたいでかわいい感じのする結晶です。
スティルバイトは色合いも和菓子みたいで見ていて和みます。
鉱物的にはボウタイ(蝶ネクタイ)と言われている結晶型になります。
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photo by annfell

blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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