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ブルーアパタイト(フローアパタイト)

ブルーアパタイト
Blue Florapatite【Mogok/Myanmar】■33mm


リン酸塩鉱物・六方晶系または単斜晶系
Ca5(PO4)3(F,OH,Cl)
硬度:5
晶癖:柱状/板状
比重:3.1-3.2
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.63-1.64
発見年:1786年

天然色彩で透明度が高い宝石質なブルーアパタイトとか言われると、それはもう驚きの代物な訳で。しかもそこらのアクアマリンよりも綺麗に見えるのは気のせいじゃないですよね。
この地区でも限られた場所でしか出なかったアパタイトは、この最良のものを除けば、そのほとんどは表面が艶消しの霜降りだったのだそうで。
某海外コレクターのコレクションだったものだけに常識の範囲を超えてきます。
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photo by annfell

オーリチャルサイト

水亜鉛銅鉱
Aurichalcite【Gila Co.,Arizona/USA】


炭酸塩鉱物・斜方晶系
(Zn,Cu)5(CO3)2(OH)6
硬度:1-2
晶癖:針状・繊維状
比重:3.77
条痕:水色
劈開:良好
断口:不平坦
光沢:絹糸光沢
屈折率:1.65
発見年:1839年

銅に因る青色をした鉱物はどれも濁りの無い冴えた色をして気持ちがいいのですが、オーリチャルサイトもその一つ。手持ちの資料には載っていましたがかなりマイナー鉱物ですので、まあ見かけません。
と思って紹介したら、まさにその日にリンク先のサイトでオーリチャルサイトが紹介されていたという。
不思議なものです。
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パイロモルファイト

緑鉛鉱
Pyromorphite【Yangsuo,GuangXi/China】


燐酸塩鉱物・六方晶系
Pb5(PO4)3Cl
硬度:3.5-4
晶癖:柱状
比重:7.0
条痕:白色
劈開:不完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:樹脂光沢
屈折率:2.04
発見年:−

これは綺麗な鉱物ですよ、貴重ですよって勧められても、一向に手が伸びない鉱物は多々ありましたがパイロモルファイトもその一つ。どれもなんだか「手入れしていない荒地にちょっと生えている雑草」的雰囲気なんですよ。
こんなものなのかな、って思っていましたがやはり本当の美結晶ってあるのです。
まさに求めなければ与えられません。
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photo by annfell

ミメッタイト

ミメット鉱
Mimetite【Mapimi,Durango/Mexico】


砒酸塩鉱物・六方晶系
Pb5(AsO4)3Cl
硬度:3
晶癖:樽状・球状の集合体
比重:7.3
条痕:白色
劈開:不完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:樹脂光沢
屈折率:−
発見年:1832年

ミメット鉱は黄色や緑色で様々な形状をするため、結晶ごとに雰囲気がガラッと変わります。
でもまあ一言で言うと「うわぁ、なんかできてる!」って感じ。
だからよほど綺麗でないと母岩にカビ生えてない?って思わせる何かを醸し出してしまいます。日本って湿気多いからなぁ。もし生えたら見分けつかないかも?
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バナディナイト

バナジン鉛鉱
Vanadinite【Mibladen/Morocco】


リン酸塩鉱物・六方晶系
Pb5(VO4)3Cl
硬度:3
晶癖:六角柱状
比重:6.57-6.88
条痕:黄白色
劈開:なし
断口:不平坦
光沢:金剛光沢
屈折率:−
発見年:1838年

バナディナイトからはバナジウムが採れます。富士山系の天然水などに入っているアレです。
六角形の結晶がたくさん付いている大型のクラスターが比較的簡単に手に入りますが、大量にあると大味な感じがしてかえって風情がない感じも受けます。
何事も必要以上にあってはいかんのですよ。
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photo by annfell

フローアパタイト

燐灰石
Florapatite【Durango/Mexico】■23mm


リン酸塩鉱物・六方晶系または単斜晶系
Ca5(PO4)3(F,OH,Cl)
硬度:5
晶癖:柱状/板状
比重:3.1-3.2
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.63-1.64
発見年:1786年

弗素系のアパタイトは、正式にはフローアパタイトと呼びますが、まぁ普通アパタイトといったらこれです。母岩付きのものも見かけましたが、結局初期の頃に手に入れていたこの結晶が一番印象深いです。
不思議と綺麗なものほど小さいもので、美しさがより濃縮されるってことですかね。
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photo by annfell

blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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