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レッドベリル

緑柱石
Red Beryl【Uta/USA】■25mm

第2版


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3(AlMn)2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
色彩:赤色
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:不平坦−貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.56-1.57
発見年:1905年

ユタ州のWahWah鉱山からしか産出しないという、非常に貴重な赤いベリルです。一時レッド・エメラルドという名前で出回っていましたが、エメラルドが「緑」を意味する言葉なので、結局レッドベリルということに。
しかし神秘的な赤色ですね・・結晶も綺麗で見とれてしまうのです。
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photo by annfell

ヘリオドール

緑柱石
Heliodor【Zelatoya Vada/Tajikistan】■41mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:−

太陽を意味するヘリオスの名前をもつ黄色のベリルです。綺麗な六角柱の形状と宝石質の透明度をもつ見事な結晶です。
うちのアクアマリンとサイズが同じなので、ベリル同士で兄弟のようです。
写真を撮り直すとこれまた美しく写りました。うん、いいかんじ。
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photo by annfell

エメラルド

翠玉
Emerald【Cosquez/Colombia】■21mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.59
発見年:−

緑柱石(ベリル)の中でも草緑色のもののみがエメラルドと称されます。美しい緑はクロム(Cr)が微量に混入していることによる色です。色合いからするとおそらくコスケス鉱山のものと思われますが、クラックもなく傷もなくこの透明感、それでいて人の手が加わっていないエメラルド原石は貴重です。
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photo by annfell

アクアマリン

藍玉
Aquamarine【Erongo/Namibia】■40mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:−

六角柱の淀みない綺麗な結晶と水のような透明感を持つアクアマリンの原石です。
光が透き通り青く反射する水の色はまさにアクアマリンの名の通りです。
地球が生み出す結晶の中でもこの幾何学的な青の柱は、何か特別な神秘性を感じさせてくれます。
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photo by annfell

モルガナイト

モルガナイト
Morganite【Brazil】■50mm


珪酸塩鉱物・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:不平坦−貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:−

モルガナイトはベリル(緑柱石)、つまりエメラルドやアクアマリンと同じ種類の石で桜色の美しいベリリウム鉱物です。そんなに珍しい鉱物ではないのですが宝石質の原石はかなり稀です。
黒の背景に浮かぶ結晶は、まるで夜桜のような幻想的美しさを感じさせます。
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photo by annfell

ペツォッタイト

ペツォッタ石
Pezzottaite【Madagascar】


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・三方晶系
Cs(Be2Li)Al2Si6O18
硬度:8
晶癖:釘頭状
比重:3.1
条痕:白色
劈開:なし
断口:−
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.608-1.616
発見年:2002年

淡くて柔らかい感じがするピンク色の新種鉱物です。
少し潰れた六角形がかえって雰囲気よく、しかも透明感が感じられる良い結晶です。
かつてはベリルの一種としてラズベリルという良い名前で人気だったのですが、実は新種とわかり「ペツォッタイト(Pezzottaite)」と名づけられました。
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photo by annfell

ゴッシェナイト

緑柱石
Goshenite【Pakistan】■27mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:不平坦−貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:1844年

不純物の非常に少ない無色のベリルはゴッシェナイトと呼ばれて、珍しい部類になります。
モルガナイトと同じく平板の結晶になることはあっても柱状結晶にはなかなかなりません。そういう意味でも写真の結晶は珍しいのです。
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photo by annfell

blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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