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フックサイト(マスコバイト)

緑雲母
Muscovite var.Fuchsite【Mwinilunga/Zambia】■21mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
KAl2(Si3Al)O10(OH,F)2
硬度:2.5
晶癖:星状
比重:2.77-2.88
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠光沢
屈折率:1.58-1.61
発見年:−

白雲母にクロムが混じるとこんな緑色になりますが、これはまた小さいながらに綺麗に結晶したものです。とても普段見ている雲母と同じとは思えません。
雲母って探しだすと稀に綺麗なものがあるので、毎度ながらにビックリなのです。
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photo by annfell

フロゴパイト

金雲母
Phlogopite【Mogok/Myanmar】■16mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
KMg3AlSi3O10(OH)2
硬度:2-3
晶癖:板状/偽六角柱
比重:2.79
条痕:白色
劈開:底面に完全
断口:雲母状
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

金雲母というのは金色だから金雲母というわけではないのです。いや、大体は金色なんですけどね。今は採取されることがなくなった幻のミャンマー産は、透明度の高い海のようなグリーン色をしているわけです。
この雲母、ちょっとした手違いで、奇跡の美しさになったのですが・・・
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photo by annfell

セリサイト

絹雲母
Cericite【Ratnapura/Srilanka】■31mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
KAl2(Si3Al)O10(OH,F)2
硬度:2.5
晶癖:鱗状・絹糸状
比重:2.77-2.88
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠光沢
屈折率:1.58-1.61
発見年:−

まぁ随分前の話でもあるので、白雲母にしては変わっているなと思っていたのですが。確かに白雲母なのですけど、このようなタイプには別途「絹雲母」と名前が付いているのだそうです。鉱物的には白雲母と同じ組成式なんですけどね。
うむぅ、意外なところからレアストーンがでてきた。
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photo by annfell

マスコバイト

白雲母
Muscovite【Pakistan】■48mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
KAl2(Si3Al)O10(OH,F)2
硬度:2.5
晶癖:板状・偽六角状
比重:2.77-2.88
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠光沢
屈折率:1.58-1.61
発見年:−

白雲母はかなり一般的な鉱物で形状もいろいろあるのですが、これはかなりの変り種。
そう、今回の主役は赤い方(スペサルティン)ではありません。その母石扱いになっている銀色の謎の物体であるところの白雲母です。
一応断っておかないと可哀想なので。
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photo by annfell

スターマイカ(マスコバイト)

星状白雲母
Muscovite var.Star Mica【Itinga,Minas Gerais/Brazil】■25mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
KAl2(Si3Al)O10(OH,F)2
硬度:2.5
晶癖:星状
比重:2.77-2.88
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠光沢
屈折率:1.58-1.61
発見年:−

雲母というのは鱗板状の形だったり、丸まったりと変わった形が多いのですが、スターマイカはその代表みたいな星型の雲母です。とはいえ、見ていて和める良い形のほうに変わっているのですけど。
・・・しまった、これはクリスマス用ですよ。
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photo by annfell

バイオタイト

黒雲母
Biotite【Sondrio,Lombardy/Italy】■50mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
K(Mg,Fe2+)3(Al,Fe3+)Si3O10(F,OH)2
硬度:2.5-3
晶癖:板状/偽六角柱状
比重:2.9
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠・亜金属光沢
屈折率:1.59-1.64
発見年:1847年

雲母は色んな鉱物に伴ってでてきたりするので比較的よく見かけることができる鉱物なのですが、形が綺麗で大きいものは当然少なくなります。これは海外の学者さんのコレクションだっただけに、大きくて形が綺麗な黒雲母。
うむぅ感慨深い。
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photo by annfell

レピドライト

鱗雲母
Lepidolite【Minas Gerais/Brazil】■32mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
K(Li,Al)3(AlSi3)O10(F,OH)2
硬度:2.5-3.5
晶癖:板状/偽六角柱状
比重:3.0
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:1.53-1.57
発見年:−

レピドライトの赤紫はライラック色と表現されますが、ライラックは「片恋の花」とも呼ばれる花らしいので、個人的にはコスモスとかの方がいいなぁって思ったわけですが。写真の結晶もどちらかというとそんな色ですし。
まぁ関係ないか。
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photo by annfell

ルビー・イン・フックサイト

ルビー・イン・フックサイト
Ruby in Fuchsite【Unknown】■70mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
K(Cr,Al)2(AlSi3)O10(OH,F)2
硬度:2.5
晶癖:湾曲した結晶集合体
比重:2.8-2.9
条痕:白色
劈開:底面に完全
断口:不平坦
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:−
発見年:−

うちの鉱物の中でも岩石系なもので、かつ大きなものが何故かこれなのです。
写真からあふれんばかりの主張をしていますが、やはり地味なので結構な扱いになっています。
というより産地がわからないし、タンブルの方が綺麗だし。
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photo by annfell

blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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