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レインボーガーネット(アンドラダイト)

灰鉄柘榴石
Andradite var.Rainbow【Sonola/Mexico】■17mm


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Ca3Fe3+2Si3O12
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:3.36-3.68
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.752
発見年:1943年

伝説とも言われるソノラのレインボーガーネットなのです。
伝説の鉱物がいまここに、っていうのはこのサイトでは良くある話なのでさておきまして。
オパールみたいな美しい虹色の光が撮れたので、上の部分が影になってしまっていても良し!という、美しさ重視の写真です。
原石の形状通りとはいえ表面研磨されちゃってますし。
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photo by annfell

クリソタイル

白石綿
Chrysotile【Quebec/Canada】■55mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・単斜晶系
Mg3Si2O5(OH)4
硬度:2.5-3
晶癖:繊維状
比重:2.6
条痕:白色
劈開:完全
断口:なし
光沢:油脂・亜樹脂光沢
屈折率:1.57
発見年:1834

アスベストと言えばクリソタイル。あまりにテカるので写真写りは悪いのですが、シルキーな繊維状結晶が押し固められた形状をしています。
一本一本は白い糸のような状態なのですけど、そのようにばらけた状態になっていたのを吸い込んだ日には、忘れたころに肺がんになってしまう超危険物なので興味もたないでね。
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photo by annfell

ルベライト(エルバイト)

ルべライト
Elbaite var.Rubellite【Murzinka,Ural/Russia】■44mm

第2版


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系/三方晶系
Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
硬度:7-7.5
晶癖:柱状・針状
比重:3.0-3.2
条痕:無色または灰色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状−不平坦
光沢:油脂・ガラス光沢
屈折率:1.61-1.64
発見年:1913年

ウラル山脈の寒村ムルジンカに広がる沼の底には、大型で美しいトパーズやベリルなどの鉱床があります。シベリアのルビーと言われた赤いトルマリンもこの付近から発見されています。内部が曇っているものが多いことから結晶のまま博物館などに残っているものが多いのだそうです。
写真の結晶はどのくらい昔に発見されたものなのでしょうか。赤々としている色彩の中に漂う、澄んだ水のような静けさがなんとなくロシアの雰囲気を思わせる美しい結晶です。
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ヘッソナイト(グロッシュラー)

灰礬柘榴石
Grossular var.Hessonite【Belvidere,Vermont/USA】■15mm

第2版


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Ca3Al2(SiO4)3
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:3.64-3.68
条痕:白色
劈開:なし
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.73-1.76
発見年:1822年

グロッシュラー(灰礬柘榴石)変種で「ヘッソナイト」と呼ばれるガーネットです。
産地はどちらかと言えばマイナーですが、この山はハイキングコースでもあり景観が非常に良いところです。そのような中で生まれたからでしょうか、澄んだ色彩の中に打ち付ける夕焼けの波のような光が格別です。
横についているのは雲母に見せかけたダイオプサイドなのですが。また困った位置に。。
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photo by annfell

ムーンストーン

ムーンストーン(ペリシテライト)
MoonStone【Arusha/Tanzania】■27mm

第2版


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三斜晶系
KAlSi3O8
硬度:6-6.5
晶癖:短柱状
比重:2.5-2.6
条痕:白色
劈開:完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.51-1.54
発見年:−

ムーンストーンといえば6月の誕生石でもありまして、私の特に好きな石の一つです。
が、こと原石となると基本的に綺麗な結晶をしているものがないんですよね。
なんででしょうね。
昔から青いシラーがでる長石をムーンストーンと呼んできた歴史があるわけですが、この美しい青い光と透明度を見るとそのように呼ばれてきた想いがわかるようです。
そのうちスリランカのロイヤルなムーンストーン原石も探して紹介したいところです。
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photo by annfell

リディコータイト

リディコート電気石
Liddicoatite【Tien Mine,Yenbai/Vietnam】■25mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系/三方晶系
Ca(Li2,Al)Al6(Si6O18)(BO3)3(OH)3(OH)
硬度:7.5
晶癖:柱状・針状
比重:3.05
条痕:無色または灰色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状−不平坦
光沢:油脂・ガラス光沢
屈折率:1.61-1.64
発見年:−

分析しないと判らないのでリディコータイトとして明確にされているトルマリンは非常に少ないうえ、綺麗なものはほとんど出回っていないの現状です。
ということで長いこと探してたのですが、綺麗なリディコータイトがようやく手に入りました。
でもトルマリンってその透明感を写真に撮るのが難しいです、ほんと。
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photo by annfell

ユーディディマイト

ユーディディム石
Eudidymite【Mt.Malosa,Zomba/Malawi】■30mm


珪酸塩鉱物(イノ珪酸塩)・単斜晶系
NaBeSi3O7(OH)
硬度:6
晶癖:板状
比重:2.55
条痕:白色
劈開:良好
断口:脆い
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54-1.55
発見年:1887年

ユージジム石とも称されるレア鉱物です。
三角の模様が重なるように表面を覆っているのが特徴ですか。
ぺりぺりと雲母のように脆いもんで扱うだけでも壊れそうです。
というか壊してしまいました。ちょぴっと。
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photo by annfell

パイロープ

苦礬柘榴石
Pyrope【Navajo Reservation,Arizona/USA】■10mm

第2版


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Mg3Al2(SiO4)3
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:3.58-3.78
条痕:白色
劈開:なし
断口:不平坦−貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.71-1.74
発見年:1803年

もっとも結晶が手に入れにくいガーネットの一つがパイロープ。ガーネットの種類と言えば真っ先に挙げられる割にはまず見かけません。私が見つけたものはそれはそれは小さくて仕方ないのですが、実はこれには採掘者の事情がありまして。
これでも神聖な石だったりするのかもしれません。その理由は下に。。
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photo by annfell

ゾイサイト

灰簾石
Zoisite【Alchuri,Baltistan/Pakistan】■24mm


珪酸塩鉱物(ソロ珪酸塩)・斜方晶系
Ca2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)
硬度:6-7
晶癖:柱状
比重:3.2-3.4
条痕:白色
劈開:完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.69-1.70
発見年:1805年

こう、所謂典型的な(でも一応質高めの)ゾイサイトです。
綺麗で青いものはタンザナイトの名前で宣伝されているものですから、その鉱物名がゾイサイトであることは知られていないし、まぁそもそもティファニーが宣伝しなかったら注目されることもなかったわけですし。
同じ鉱物なのに多色性がないだけでこんなにもおとなしい雰囲気になるのが不思議・・・。
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photo by annfell

ソーダライト

方ソーダ石
Sodalite【Sar-E-Sang,Badakshan/Afghanistan】■17mm

第2版


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・等軸晶系
Na4Al3Si3O12Cl
硬度:5.5-6
晶癖:塊状・稀に八・十二面体
比重:2.3
劈開:微弱
断口:不平坦−亜貝殻状
条痕:淡い青色(白部分もあり)
光沢:油脂・ガラス光沢
屈折率:1.48
発見年:1811年(命名)

ソーダライトの青色はロイヤルブルーと言われるほど濃く澄んだ彩。
昔から宝飾品に使われているだけに不思議な雰囲気を持っています。
結晶自体が珍しいのですが、これは質も高いので貴重かも・・・
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photo by annfell

blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

dictionary

>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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