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シルヴィン

シルヴィン
Sylvine【Saskatchewan/Canada】■38mm


ハロゲン化鉱物・等軸晶系
KCl
硬度:1.5-2
晶癖:立方体
比重:1.99
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.49
発見年:1832年

もう見たまま岩塩っぽい姿をしていますが、カリ岩塩です。
赤いのは赤鉄鉱が混じっているからとか言われていますがはっきりは判っていないのだとか。
見た目がちょっと焼き菓子みたいでおいしそうに見えなくもないんですけど、まずいと評判なので試食はしていません。
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ヘッソナイト(グロッシュラー)

灰礬柘榴石
Grossular var.Hessonite【Belvidere,Vermont/USA】■15mm

第2版


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Ca3Al2(SiO4)3
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:3.64-3.68
条痕:白色
劈開:なし
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.73-1.76
発見年:1822年

グロッシュラー(灰礬柘榴石)変種で「ヘッソナイト」と呼ばれるガーネットです。
産地はどちらかと言えばマイナーですが、この山はハイキングコースでもあり景観が非常に良いところです。そのような中で生まれたからでしょうか、澄んだ色彩の中に打ち付ける夕焼けの波のような光が格別です。
横についているのは雲母に見せかけたダイオプサイドなのですが。また困った位置に。。
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スペサルティン

満礬柘榴石
Spessartine【Loliondo,Dodoma Region/Tanzania】■20mm

第2版


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Mn3Al2(SiO4)3
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:4.2
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.79-1.81
発見年:1832年

ガーネットの中でも、特に赤からオレンジ色の色調を示すのがスペサルティンです。もっとも純粋なスペサルティンは淡黄色。とても綺麗な色をしています。
個人的にもかなり好きな石の一つです。
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インペリアルトパーズ

インペリアルトパーズ
Imperial Topaz【Minas Gerais/Brazil】■25mm

第2版


珪酸塩鉱物・斜方晶系
Al2SiO4OH2
硬度:8
晶癖:柱状
比重:3.4-3.6
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:亜貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.609-1.617
発見年:1735年

インペリアルトパーズと言えばオレンジ色のトパーズ。この黄金色の色彩が、トパーズを代表する色として広く知られています。小ぶりながらも透明感とトパーズらしさを兼ね備えたこの結晶は、まさに自然の芸術品ですね。
蜂蜜飴みたいなおいしそうな色をしていますよね・・・。
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シガアイト

滋賀石
Shigaite【N'chwaning/South Africa】■10mm


硫酸塩鉱物・三方晶系
Al4Mn7(SO4)2(OH)22・8H2O
硬度:2
晶癖:六角板状
比重:2.32
条痕:黄白色
劈開:完全
断口:柔軟
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54
発見年:1985年

佐賀佐賀・・と思っていたら、滋賀でした。滋賀石です。
真ん中の茶色い小さな六角板が今回の主役なのですが、異常に小さい上に母岩のロードクロサイトのほうが立派すぎて、まったく目立ちません。
全景はすごく綺麗なんですけど・・・その上の↓ここ1mmってのが悲しい。。
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オーピメント

石黄
Orpiment【Humbolt Co./USA】■37mm


硫化鉱物・単斜晶系
As2S3
硬度:1.5-2
晶癖:塊状・薄板状
比重:3.49
劈開:完全
断口:不平坦
条痕:レモン色
光沢:真珠光沢
屈折率:2.4-3.0
発見年:−

一応和名では石黄となっていますが、明治時代の表記間違いによって雄黄とか雌黄とか呼ばれる鉱物。
もっとも中国ではリアルガーが雄黄で、オーピメントは雌黄ということで古代から伝わっているようですのでそれが正しいんじゃない?と言うことなのですが・・・
でも日本ではオーピメントのことを石黄または雄黄ということになっています。
みんな訂正することをあきらめているらしいです・・・。
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セリウムバストネサイト

バストネス石
Bastnäsite-(Ce)【Khyber Agency,FATA./Pakistan】■18mm


炭酸塩鉱物・六方晶系
Ce[F|CO3]
硬度:4-4.5
晶癖:柱状
比重:4.9-5.2
条痕:白色
劈開:微弱
断口:不平坦
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:1.71-1.82
発見年:1841年

バストネサイトは含有成分によって大きく3種類に分かれるわけですが、この結晶はセリウムを含むバストネサイトなので、Ceと接尾辞がついているわけです。
インクルージョンされている謎の針が反射する光が綺麗で、どちらの紹介だか判らない感じですが、ともかくよい形の結晶です。
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ゼノタイム

ゼノタイム
Xenotime【Peshawar/Pakistan】■11mm


リン酸塩鉱物・正方晶系
YPO4
硬度:4-5
晶癖:短柱状・長柱状
比重:4.4-5.1
条痕:淡い茶色または黄・赤色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:樹脂・ガラス光沢
屈折率:1.72-1.82
発見年:1824年

ゼノタイムは名前がXから始まると言うかっこいい鉱物なのですが、ちょい放射性鉱物です。透明感があって綺麗なのですが、そういうわけで宝飾品とかにはお勧めしません。
うちでも缶の中に保管中・・・。
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ジプサム

石膏
Gypsum【Kingdom of Morocco】■110mm


硫酸塩鉱物・単斜晶系
CaSO4・2H2O
硬度:2
晶癖:板状・柱状
比重:2.3
条痕:白色
劈開:完全
断口:割れやすい
光沢:亜ガラス・真珠光沢
屈折率:1.52-1.53
発見年:−

古代エジプト文明から使われている非常に重要な世界の鉱物の一つ、石膏です。
熱に弱く水にも弱く非常に脆いのですが、焼き石膏といえば骨を固定するギプスとして世界中の病院でなくてはならないもの。
私も子供の頃にお世話になりました。
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レインボーガーネット(グランダイト)

灰鉄柘榴石
Grandite var.Rainbow【Tenkawa,Nara/Japan】■12mm


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・等軸晶系
Ca3Fe3+2Si3O12
硬度:7-7.5
晶癖:菱形12面体・偏菱24面体
比重:3.36-3.68
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.752
発見年:1943年

レインボーガーネットといえばその強烈な虹色と鈍い光沢をもつ茶色の表面があまりにも印象的。たとえ濁っているものでもその虹が綺麗であれば宝石扱いという変り種のガーネットです。
現在このあたりは「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に。採掘も全面禁止されています。
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ビリオマイト

ビリオム石
Villiaumite【Aris Quarry,Windhoek/Namibia】■18mm


ハロゲン化鉱物・等軸晶系
NaF
硬度:2-2.5
晶癖:板状・ブドウ状
比重:2.79-2.80
条痕:白桃色
劈開:完全
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:−
発見年:1908年

ビリオム石という日本語発音が定着してしまった今、検索しても正しい発音であるヴィヨーム石ではほぼヒットしない、日本人にとっても希産鉱物がビリオマイト。
でも見た目は赤〜オレンジ色の飴の様で綺麗なのです。
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タンジェリンクォーツ

オレンジ水晶
Tangerine Quatz【Brazil】■39mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:柱状
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.55
発見年:−

その色彩からタンジェリンクォーツと呼ばれているオレンジ色の水晶。確かにみかん色。
同じ鉄分発色なのに、赤水晶を見たときにはうーんと唸り、オレンジ水晶を見たときにはほぉっと思っちゃうのは、まだ良い結晶を見ていないからなのか、それとも・・・。
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サンストーン

日長石
Sunstone【Tamilnadu/India】■41mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三斜晶系
(Na,Ca)Al2Si2O8
硬度:6
晶癖:塊状
比重:2.6
条痕:白色
劈開:完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54-1.55
発見年:−

古典的なサンストーンです。インクルージョンによって反射した光が赤く輝く斜長石です。実際の色は白なんです。パワーストーンなどでも有名な石ですが、ムーンストーンには負けている往年のアイドルみたいな感もあります。
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マイクロライト

微晶石
Microlite【Minas Gerais/Brazil】


酸化鉱物・等軸晶系
(Ca,Na)2Ta2O6(O,OH,F)
硬度:5.5
晶癖:粒状、塊状、八面体
比重:4.3-5.7
条痕:黄茶色
劈開:八面体方向に明瞭
断口:−
光沢:ガラス・樹脂光沢
屈折率:1.93-1.94
発見年:1835年

それはもうちっちゃい石、それがマイクロライトです。
写真の中で一番大きい八面体結晶でも1mmありません。
アルバイトの上に散りばめられた黄色が綺麗な景観を作り出しています。
密かにコレクターに人気がある石だそうです。
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ハニーブレンド(スファレライト)

閃亜鉛鉱
Sphalerite var.HoneyBlende【Cantabria/Spain】


硫化鉱物・等軸晶系
ZnS
硬度:3-4
晶癖:四面体・十二面体
比重:3.9-4.1
条痕:褐色
劈開:六方向に完全
断口:貝殻状
光沢:樹脂・金属光沢
屈折率:2.4
発見年:−

スファレライトは分散度が非常に高く、脆いもののキラキラと輝くことから最近は宝石としても扱われている石です。その中でも琥珀色の変種はハニーブレンド(HoneyBlende)と呼ばれていてコレクターに請けが良いんだとか。
スペインの太陽を表したようなオレンジ色と透明感が魅力的です。
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オレンジカイアナイト

藍晶石
Orange Kyanite【Loiondo/Tanzania】


珪酸鉱物(ネソ珪酸塩)・三斜晶系
Al2SiO5
硬度:4.5(直角には7)
晶癖:刃状
比重:3.53-3.65
条痕:無色
劈開:完全
断口:繊細で脆い
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:1.71-1.73
発見年:2007年

世にも珍しいとされるオレンジ色のカイアナイト、の、さらに珍しいツイン型。いまだ大した情報もありません。そんなレアなものがなんでかこんなところに。
ドライフルーツみたいなお菓子系の雰囲気です。
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コッパー

自然銅
Copper【Michigan/USA】■90mm


元素鉱物・等軸晶系
Cu
硬度:2.5-3
晶癖:塊状
比重:8.9
条痕:薔薇色
劈開:なし
断口:ぎざぎざ
光沢:金属光沢
屈折率:−
発見年:−

人類が始めて利用したと言われる鉱物、それが銅です。
樹枝状の形が陰影を生み出して少し暗い感じになってしまっていますが、実物はもっと綺麗なのです。錆がくるまでは、ですけど。
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スプートニク(アラゴナイト)

霰石
Aragonite var.Sputnik【Kingdom of Morocco】■44mm


炭酸塩鉱物・斜方晶系
CaCO3
硬度:3.5-4
晶癖:樹状・柱状など
比重:2.9
条痕:白色
劈開:明瞭
断口:亜貝殻状
光沢:樹脂・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

アラゴナイトの放射状の集合体です。アラゴナイトは洞窟内の鍾乳石や、温泉の沈殿物などとして結構普通に見かけることが出来る鉱物です。
そういえば最初の頃は知らずにカビかと思って取ってしまったことがあった遠い記憶をふと思い出すのでした。
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blog information

【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


リンク先は”http://annfell.angelhigh-law.com/”で設定して下さい。リンクフリーですが、ご一報いただけると嬉しいです。(バナーです↓)

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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
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【MyBookにてフォトブックを作ってみました。】
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