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ユーディディマイト

ユーディディム石
Eudidymite【Mt.Malosa,Zomba/Malawi】■30mm


珪酸塩鉱物(イノ珪酸塩)・単斜晶系
NaBeSi3O7(OH)
硬度:6
晶癖:板状
比重:2.55
条痕:白色
劈開:良好
断口:脆い
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54-1.55
発見年:1887年

ユージジム石とも称されるレア鉱物です。
三角の模様が重なるように表面を覆っているのが特徴ですか。
ぺりぺりと雲母のように脆いもんで扱うだけでも壊れそうです。
というか壊してしまいました。ちょぴっと。
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メソライト

中沸石
Mesolite【Streymoy Island/The Faeroes】■53mm



珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
Na2Ca2Si9Al6O30・8H2O
硬度:5
晶癖:針状
比重:2.26
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.50
発見年:−

50種もあるはずの沸石ですが、ひさびさに沸石が増えました。数ある沸石の中でも美麗な側に位置している中沸石です。
繊細な結晶をみると、まぁ良くここまで来たものだという気持ちを持ちますが、繊細な沸石は採取からここまで常に丁寧に扱われるお嬢様待遇ですから、繊細で綺麗であることは石にとっても幸運のようです。
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サルアンモニアック

塩化アンモン石
Salammoniac【Kladno/Czech】■25mm


ハロゲン化鉱物・等軸晶系
NH4Cl
硬度:1-2
晶癖:24面体、樹枝状等
比重:1.53
条痕:−
劈開:良好
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

見た目は綺麗ですが、個人的にはお勧めしない塩系鉱物。
まぁ見るからにそうなのですが、すごく勢いよく水に溶けるそうなので、長持ちさせるのは一苦労しそうです。ヨーロッパの(特に一部のハロゲン系)鉱物を、日本に数週間置いていたら溶けてなくなっちゃったって話も聞きますし。
日本の湿気は恐ろしいのです・・・。

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ナトロライト

ソーダ沸石
Natrolite【Malad Quarry,Bombay/India】■40mm

第2版


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
Na2Al2Si3O10・2H2O
硬度:5-5.5
晶癖:針状
比重:2.3
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:1.48-1.49
発見年:1803年

ナトロライトは沸石の中でもごくごく一般的な鉱物です。一般的には細めの直方体結晶が集合するのですが、この写真のものはあまり太く成長していないためか、非常に繊細な毛ほどの細さの白い結晶が集合したものがいくつか群れを成して石の中に住んでいます。
しかし、知らない人にとっては石というよりカビってかんじですよね・・・
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エピスティルバイト

剥沸石
EpiStilbite【Jalgaon,Maharashtra/India】■11mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
CaAl2Si6O16・5H2O
硬度:4
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:1826年

スティルバイトに似ているからギリシャ語の「近い(エピ)」をつけて、エピスティルバイトという名前にされた沸石です。沸石ってどれも似ている感じがするんですけど・・・
封筒と言われる細い板状の感じがなんともいいかんじです。
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ターブッタイト

ターブット石
Tarbuttite【Kabwe/Zambia】■13mm


砒酸塩鉱物・三斜晶系
Zn2(PO4)(OH)
硬度:3.5
晶癖:柱状・犬牙状
比重:4.12
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:1.66-1.71
発見年:1907年

ターブッタイトという名前は非常に印象深くて、もう名前だけでちょっとお気に入りです。(まぁ多分ブッタって付いているだけなのですけど。)
ナミビア産の薄い緑の菊の花みたいな結晶があるのですが、それなんかだともう。
結晶部分はかなり小さいのですが、とりあえずここだけでご飯3杯いけます。
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カルサイト

方解石
Calcite【Daye,Hubei/China】■57mm


炭酸塩鉱物・六方晶系/三方晶系
CaCO3
硬度:3
晶癖:複三方偏三角面体または菱面体
比重:2.7
条痕:白色
劈開:菱面体に完全
断口:亜貝殻状・脆い
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.48-1.66
発見年:−

水晶と並んで産出が多くその種類や造詣も様々な、昔から親しまれてきた鉱物の一つがカルサイトです。柔らかいのが残念ですが結晶はかなり綺麗です。
透明なカルサイトと言えば複屈折。透かして向こうをみると像が二重にずれて見えます。もっとも私なんか眼鏡をしなければカルサイトに頼らなくても二重に見えますけどね・・・。
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ホワイトサファイア

ホワイトサファイア
White Sapphire【Ratnapura/Srilanka】■19mm


酸化鉱物・六方晶系/三方晶系
Al2O3
硬度:9
晶癖:錐状・樽状
比重:4.0-4.1
条痕:無色
劈開:なし
断口:貝殻状−不平坦
光沢:金剛・ガラス光沢
屈折率:1.76-1.77
発見年:−

久々の新規登録鉱物ですがやはりサファイアなのです。
サファイアはカラーに合わせて何々サファイアと呼称するので、うちでは一応色別に分けている訳ですが。限ないかも・・って思いつつもどれも綺麗な結晶なわけですよ。
青白い霧のようなインクルージョンが神秘的なホワイトサフ ァイアです。
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ヘミモルファイト

異極鉱
Hemimorphite【Chihuahua/Mexico】■40mm


珪酸塩鉱物(ソロ珪酸塩)・斜方晶系
Zn4Si2O7(OH)2・H2O
硬度:4.5-5
晶癖:ブドウ状集合体・非対称柱状
比重:3.4-3.5
条痕:白色
劈開:完全・他
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:−
発見年:1853年

青色の葡萄状集合体が人気になってしまったため、誰に聞いても「あぁ、あの青いの」
・・・と本来の白い綺麗な結晶体があまりに認知されていないと言うちょっと可哀想な鉱物がヘミモルファイト。
サン・アントニオ鉱山のものでして、模範としては申し分ない非常に端正な結晶をしています。
写真撮るのも大変でしたけど。。
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シンハライト

シンハラ石
Sinhalite【Mogok/Myanmar】■9mm


硼酸塩鉱物・斜方晶系
MgAl[BO4]
硬度:6.5-7
晶癖:短柱状
比重:3.47-3.49
条痕:白色
劈開:なし
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.67-1.71
発見年:1952年

シンハライトのシンハラという名前はスリランカの古き名前でもあります。
それはスリランカで見つかったからなのですが、写真の結晶は、そのスリランカ産ではなくミャンマー産だったりします。
漂砂鉱床で産出したものなので磨耗してはいますが、結晶面がかなり綺麗に残ってる良質の結晶です。
とはいえ3mmとすんごく小さいんですけど。
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ハウライト

ハウライト
Howlite【Brazil】■55mm


硼酸塩鉱物・単斜晶系
Ca2B5SiO9(OH)5
硬度:3.5
晶癖:ノジュール状
比重:2.6
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:無光沢
屈折率:1.58-1.60
発見年:1968年

カルシウムを含む白に、濃い灰色ラインが映えるのがハウライトです。
染色するとターコイズに似ていることで、ビーズにしてターコイズとして売られたりするちょっと可哀想な石ですが、以外にレアストーンなのです。
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ニフォントバイト

ニフォントフ石
Nifontovite【Charcas,San Luis Potosi/Mexico】■21mm


硼酸塩鉱物・単斜晶系
Ca3B6O6(OH)12・2H2O
硬度:3.5
晶癖:塊状・柱状
比重:2.36
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:−
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:1961年

綺麗な結晶をしたメキシコ産のニフォントバイトです。アメリカの雑誌で紹介されたことから注目されているようですが、如何せんレアストーンで情報も少なめです。
水晶と比べると少し鈍いですが、条線に沿って虹色に光を反射します。
角度によって綺麗に見える結晶です。
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シルバー

自然銀
Silver【Kongsberg,Buskerud/Norway】■22mm


元素鉱物・等軸晶系
Ag
硬度:2.5-3
晶癖:8面体・12面体・樹状・針金状など
比重:10.1-11.1
条痕:銀白色
劈開:なし
断口:ぎざぎざ
光沢:金属光沢
屈折率:−
発見年:−

銀と言えば硬貨やアクセサリでもおなじみなので説明の必要もないほどですが、自然の銀はなんとも言えない形状をしています。写真の銀は比較的大人しいほうなのですが、大体はワイヤーとか髭とか呼ばれ(というよりその形状の方が愛好家に好まれるのですが)ホラー映画ばりに気持ちの悪いものから、竜みたいな芸術的形状をしたものまで様々。
さながら自然の銀アート展ってな感じなのです。
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ペクトライト

ソーダ珪灰石
Pectolite【NewJersey/USA】■45mm


珪酸塩鉱物(イノ珪酸塩)・三斜晶系
NaCa2Si3O8(OH)
硬度:4.5-5
晶癖:板状・針状
比重:2.8-2.9
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦
光沢:ガラス・絹糸光沢
屈折率:-
発見年:1828年

ペクトライトは和名が曹珪灰石だったりソーダ珪灰石だったりしますが、結局のところあまり知られている鉱物ではありません。もっとも青いペクトライトはラリマールとして人気がでてしまったので、少しは知名度があるのかもしれませんが。ガラスのように透明な結晶もあるようですが、これはこれで味わい深いのです。
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スコレサイト

スコレス沸石
Scolecite【Nasik/India】■37mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
CaAl2Si3O10・3H2O
硬度:5-5.5
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:白色
劈開:完全
断口:不平坦・脆い
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:1.50-1.52
発見年:−

インド産のアポフィライトのお供と言えば沸石。今回はスコレス沸石です。
一応念押しなのですが、頭のような結晶はアポフィライトでして、今回の主役はそれを支える細長い首と嘴?だったりします。
もうすでに石ではない先鋭芸術的何かに進化しています。
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セルサイト

白鉛鉱
Cerussite【Esfahan Province/Iran】■46mm


炭酸塩鉱物・斜方晶系
PbCO3
硬度:3-3.5
晶癖:樹状・柱状など
比重:6.56
条痕:白色
劈開:良好
断口:貝殻状
光沢:金剛・ガラス光沢
屈折率:1.80-2.07
発見年:−

透明な結晶だとカットされたりもする鉱物ですが、セルサイトの真髄はこの雪の結晶のような集合体にあると思っていたりします。他の鉱物には見られない神秘的な造詣は、それだけで世界が奥深いことを見せてくれるようです。
まぁ粉は毒ですけど。
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セピオライト

海泡石
Sepiolite【Eskisehir/Turkey】■45mm


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・斜方晶系
Mg4Si6O15(OH)2・6H2O
硬度:2-2.5
晶癖:塊状
比重:2.1-2.3
条痕:白色
劈開:良好
断口:不平坦
光沢:無艶−土状光沢
屈折率:−
発見年:−

セピオライトは某国のペリドットに引っ付いている粘土質のアレなのですが、なんというか紙粘土みたいなもんで、すごく軽いのです。手に持っていても重さを感じないほどで、どこかに飛んでいきそうな感じなのです。
表面の波打つ感じがなんだか18世紀ヨーロッパの風刺画みたいな。
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ダイアモンド

金剛石
Diamond【Congo】■13mm


元素鉱物・等軸晶系
C
硬度:10
晶癖:八面体・立方体
比重:3.4-3.5
条痕:−
劈開:八面体に完全
断口:貝殻状
光沢:金剛光沢
屈折率:2.42
発見年:−

ダイアモンドの結晶は探すのが困難です。何故なら市場に出回る前にカットされてしまうから。特に南アフリカのものはデビアス社が管理しているので原石が流出することは皆無です。
コンゴ産のものは工業用程度のものしか見ることができないと思っていましたが・・・
この透明感とサイズ、なによりこの形状がすばらしいであります。
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ファコライト(チャバザイト)

菱沸石
Chabazite var.Phacolite【Springfield,Oregon/USA】■30mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三方晶系
(Ca0.5,Na,K)4[Al4Si8O24]・12H2O
硬度:4-5
晶癖:多面体・他
比重:2.0
条痕:白色
劈開:不完全
断口:不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.47-1.49
発見年:1792年

チャバザイトの変種で結晶が特徴的な沸石がファコライトです。なんだか丸い手みたいなものが付いていますが、それは別の沸石で、本体は上でのほーんと広がっている方になります。
なんだかいい感じに見えてくる不思議。
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カルセドニー

玉髄
Chalcedony【Minas Gerais/Brazil】■78mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:微晶質
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:樹脂光沢・無艶
屈折率:−
発見年:−

ある意味最も普通で変な形の鉱物、カルセドニー(玉髄)です。
カルセドニーはいろいろありますが、何故だか形がへんなのばかりなのです。
なのでいろいろ探してみたのですが、とりあえず、このカタツムリっぽい石に落ち着きました。
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アルバイト

曹長石
Albite【Badakhshan/Afghanistan】■29mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三斜晶系
NaAlSi3O8
硬度:6-6.5
晶癖:板状
比重:2.62
条痕:白色
劈開:完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.53-1.54
発見年:1815年

まるでカットした里芋のように白く板状の結晶が特徴の長石がアルバイト。不透明なものが一般的で、うちの他の鉱物とも一緒になって結構写真に写っていたり。
分かってはいるもののアルバイトって聞くと違うものを連想しちゃいます。
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アイスランド・スパー(カルサイト)

氷州石
Calcite var.Iceland Spar【Iceland】■87mm


炭酸塩鉱物・六方晶系/三方晶系
CaCO3
硬度:3
晶癖:複三方偏三角面体または菱面体
比重:2.7
条痕:白色
劈開:菱面体に完全
断口:亜貝殻状・脆い
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.48-1.66
発見年:−

カルサイトの中でもアイスランドスパーの透明感は格別です。フィヨルドという特異な場所で出来た方解石の持つ繊細さは、他の透明なカルサイトとは違うような気がします。
これで作られたレンズはさぞ綺麗で高かったんでしょうね。
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フェナカイト

フェナカイト
Phenakite【Myanmar】■22mm


珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)・三方晶系
Be2SiO4
硬度:7.5-8
晶癖:菱面体
比重:3.0
条痕:無色
劈開:不明瞭
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.65-1.67
発見年:1833年

フェナサイトともフェナカイトとも言われる透明な鉱物ですが、この透明感は水晶のそれともトパーズのそれとも違うある種独特な雰囲気を持っています。
例えるなら霧のような。
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ハーキマーダイアモンド(水晶)

ハーキマーダイアモンド
RockCrystal var.HerkimerDiamond【NewYork/USA】■48mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:柱状
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.55
発見年:−

その輝きはバカラのクリスタルガラスも越えているのでは、というかクリスタルみたいなガラスだからクリスタルが越えて当然なのですが、兎角あまりの輝きにダイアモンドと名前を付けてもらった水晶です。
自然が作り出したままで傷一つない艶やかな表面と空気のような透明感。
何故にこのようなものが生まれてくるんでしょうね。
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日本式双晶

日本式双晶
Japanese Law Twin【Narushima,Nagasaki/Japan】


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:軍配・V字・ハート型
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.55
発見年:1829年

長崎県五島市奈留島の水晶岳は日本式双晶の産地として有名です。透明感も大きさもなかなかのもので、接地面だったと思われる箇所に小さな水晶が入り込んでいます。ハートと言うよりはV字型でちょっと面白い形だったもので選んでみました。うちの中でも存在感があります。
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アデュラリア

氷長石
Adularia【Austria】


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・三斜晶系
KAlSi3O8
硬度:6-6.5
晶癖:短柱状
比重:2.5-2.6
条痕:無色
劈開:完全
断口:貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.51-1.52
発見年:1873年

まるで聖なる光が差しているように幻想的なシラーが綺麗なアデュラリアの結晶片です。
断口面が多く結晶としてはちょっとわかりづらいのですが、透明感が高くこれはこれでよい感じです。
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トパーズ

黄玉
Topaz【Baltistan/Pakistan】■22mm


珪酸塩鉱物・斜方晶系
Al2SiO4(F,OH)2
硬度:8
晶癖:柱状
比重:3.4-3.6
条痕:無色
劈開:底面に完全
断口:亜貝殻状−不平坦
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.61-1.63
発見年:−

トパーズの透明感は他の石と少し違って清涼感を感じます。トパーズという石は私には少なからず縁があるもののようで、見ていると非常に落ち着いた雰囲気になれます。
昔からこの石は愛と幸運を呼ぶとも言われています。
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ヒューランダイト

輝沸石
Heulandite【Jalgaon/India】■37mm


珪酸塩鉱物(テクト珪酸塩)・単斜晶系
(Na,Ca)2-3Al3(Al,Si)2Si13O36・12H2O
硬度:3.5-4
晶癖:板状
比重:2.2
条痕:無色
劈開:完全
断口:不平坦・脆い
光沢:ガラス・真珠光沢
屈折率:−
発見年:1822年

彫刻のような羽根を広げているのがヒューランダイト。
宝石やビーズにはならないので知名度はいまいちのようですが、沸石の成長して広がっていく様はこれぞ自然芸術といった感じに思えます。
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アナルシム

方沸石
Analcime【Mont Saint-Hilaire Quebec/Canada】■31mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・等軸晶系
NaAlSi2O6・H2O
硬度:5-5.5
晶癖:偏菱24面体
比重:2.3
条痕:白色
劈開:なし
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.48
発見年:−

比較的綺麗な結晶をしている方沸石(アナルシム)です。
ソーダライトやネフェリンが変質してできたものと考えられているそうです。
シリカゲルの材料にされている重要鉱物でもあります。
里芋に見えますけどね。
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ゴッシェナイト

緑柱石
Goshenite【Pakistan】■27mm


珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)・六方晶系
Be3Al2Si6O18
硬度:7.5-8
晶癖:柱状
比重:2.6-2.8
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:不平坦−貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.57-1.58
発見年:1844年

不純物の非常に少ない無色のベリルはゴッシェナイトと呼ばれて、珍しい部類になります。
モルガナイトと同じく平板の結晶になることはあっても柱状結晶にはなかなかなりません。そういう意味でも写真の結晶は珍しいのです。
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リューサイト

白榴石
Leucite【Monti Cimini,Lazio/Italy】■50mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・等軸晶系
KAlSi2O6
硬度:5.5-6
晶癖:偏菱24面体
比重:2.5
条痕:白色
劈開:不明瞭
断口:亜貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

白榴石という和名の通り、ガーネットの結晶に良く似た白色の石です。
準長石に分類されていましたが、最近は沸石として位置づけられています。
古典的産地イタリアはローマ北方のもので某ミネラルショーでも話題になった鉱物です。
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ファーデンクォーツ

ファーデン水晶
Fadden Quartz【Minas Gerais/Brazil】


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:柱状
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54-1.55
発見年:−

平版の水晶に、より糸のような白い筋が特徴なのが、ファーデンクォーツです。グレイッシュブルーと称されているドラバイトが入っているので下のほうが白くなっています。全体的に透明感があって綺麗な水晶です。
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フロスフェリ(アラゴナイト)

霰石
Aragonite var.Flos-ferri【Mexico】■63mm


炭酸塩鉱物・斜方晶系
CaCO3
硬度:3.5-4
晶癖:樹状・柱状など
比重:2.9
条痕:白色
劈開:明瞭
断口:亜貝殻状
光沢:樹脂・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:−

アラゴナイトには「山サンゴ」との渾名がありますが、それはこの形にあります。白い珊瑚のような結晶がきらきらと輝いてまるで白い花です。
洞窟の中にはこのような華があちこちに咲いているんでしょうね。
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オーケナイト

オーケン石
Okenite【Mumbai/India】


珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)・三斜晶系
Ca5Si9O23・9H2O
硬度:4.5-5
晶癖:繊維状・刃状
比重:2.3
条痕:白色
劈開:完全
断口:裂け易い
光沢:真珠・ガラス光沢
屈折率:−
発見年:1828年

オーケナイトを初めて見た人なら多分誰でも思う感想「・・・石?」ってそんな鉱物。
うちの耳かきの後ろにも似た様なものが付いていますよ。あれ、感触が良いですよね。オーケナイトも感触が結構似ていて触ると本当の綿のように柔らかく、そして倒れたまま・・・
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水晶

水晶
Rock Crystal【Brazil】■27mm


珪酸鉱物(テクト珪酸塩)・六方晶系
SiO2
硬度:7
晶癖:柱状
比重:2.7
条痕:白色
劈開:なし
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.55
発見年:−

水晶(ロッククリスタル)はもっとも一般的で身近な鉱物です。
頭の尖った特徴的な六角柱、神秘的な透明感、ありふれているのに飽きが来ない存在感、ご飯で言うと白米。
水晶は幾つも傍に置いておきたくなる、そんなちょっと特別な鉱物です。
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【アンフェル】
アンフェル
福岡育ちで東京在住。
フリーランスのシステムエンジニアとして日々研鑽中。
世界の天然石コレクターを目指して勉強中。
カード占いも修行中。
パソコン歴25年
石を集めたり、歌うたったり
絵を描いたりして生活している謎の人です。
興味のある方はこちらにメールしてくださいまし。

>> このサイトについて
「ホシノカケラ」は、この地球の作り出す星の欠片を集めながらその本当の姿を紹介しつつ、世界的コレクターを目指そうという大それたサイトです(笑)。 ので基本的にはアンフェル自身のコレクションですが、一人ではそんなすごい石は見つかりませんって場合は、協力していただいていたりもします。(その場合は誰々さん協力の旨を写真に添えています。) どうか長い目でお付き合いくださいまし。

>> この子誰?
このサイトと石を守ってくれている「栞」ちゃんです。イメチェンしてみました。
気まぐれです。居るだけだったりします。
日本人として漫画・アニメ文化は必須なので敢えてチャレンジ。


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>> 鉱物とカテゴリーについて
鉱物は1種類1ページで紹介しています。(登録数が 300種類になりました。)
種類については一般的と思われる場合には流通名でも分けています。 カテゴリーは基本的に鉱物グループごとになっています。ただしグループに属していないものや、グループに加えてしまうと判らなくなってしまいそうな場合は、個別に分類しています。
>> 英名と産地の横にある■の寸法
写真全体の横幅を○mmとして見てくださいという意味です。機器によって表示される画像の幅が一定ではないですし、かといって鉱物の寸法は測りづらいし。
>> 検索について
検索する場合、そのキーワードが含まれているページが全てヒットします。 例えば地名(”Brazil”とか)や、鉱物の分類名(”元素鉱物”とか)で検索するとかしてみると検索結果がいい感じです。 色彩検索は鉱物を色別で眺めることができます。うちの鉱物基準ですが。
>> 鉱物の分類
鉱物学では化学組成によって石を分類します。同一グループの化学式は似通っています。人種でいえばアングロサクソン系とか言っているのと同じです。
元素鉱物:単一元素のもの。金とかダイアモンドは有名。
硫化鉱物:硫黄と金属が結びついたもの。パイライトなど。
酸化鉱物:酸素と金属が結びついたもの。ルビーとか。
ハロゲン化鉱物:ハロゲン系元素と金属が結びついたもの。岩塩とか。
酸素酸塩鉱物:酸素と結びつく元素によって分類される。
・炭酸塩鉱物:CO3 を持つもの。
・硫酸塩鉱物:SO4 を持つもの。
・リン酸塩鉱物/ヒ酸塩鉱物:PO4/AsO4を持つもの。
・ホウ酸塩鉱物:BO3またはBO4を持つもの。
・ケイ酸塩鉱物:SiO4を持つもの。
>> 結晶系
石は結晶になりますが、その特徴を分類したものです。各面を繋いだ軸の方向や長さなどで分けられます。
立方晶系:パイライトやダイアモンドなど。
正方晶系:ルチルやジルコンなど。
六方晶系:エメラルドやアパタイトなど。
三方晶系:水晶やトルマリンなど。
斜方晶系:トパーズやペリドットなど。
単斜晶系:クンツァイトやマラカイトなど。
三斜晶系:長石など。
>> 硬度(モース硬度)
19世紀のドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが鉱物の硬さの指標としたもので、現在でも硬さを示す基準として使われています。 硬度は結局のところ原子結合の強さなので、強靭度や対衝撃度は別です。 なので床に落とすと見事に砕け散るのをみれるかもしれません。
1:タルク
2:ジプサム(石膏)
3:カルサイト
4:フローライト
5:アパタイト
6:長石
7:石英(水晶)
8:トパーズ
9:コランダム(ルビー・サファイア)
10:ダイアモンド
>> 鉱物学用語
【晶癖】:人種と一緒で、石もその種によって特徴的な形を示します。個体差もあります。
【比重】:同じ体積の水の質量との比率です。2.0なら水の2倍重いということです。
【条痕】:石を擦り付けた時にでる粉末の色です。見た目では区別しづらい石の種類を見分けるのに使えます。
【劈開】:石は割れやすい方向や割れやすさに差があります。"完全"に割れやすい、から"なし"(割れにくい)までで表現します。
【断口】:劈開の方向以外に割れた石の破断面の形状です。
【光沢】:表面の光の反射による質感です。金属光沢とそれ以外に分かれます。
【屈折率】:石に入った光の速度と方向の屈折を表す値です。高いと何故か輝いて見えます。
【発見年】:登録年と発見年に差がある場合もありますが、出来る限り調べてみています。
フォトブック
【MyBookにてフォトブックを作ってみました。】
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